お留守番の巻
子供の頃に飼っていた猫のニャンは、昼間はいつも一人でお留守番をしていました。
たいていは、夕方になると鍵っ子のいるるが一番最初に家に帰っていました。
ニャンは玄関でガチャガチャと鍵を開ける音がすると
ドタバタと玄関までお迎えに来てはくれるのですが…
母以外の人間が帰ってくると、この漫画のように
クルッと元来た道(リビング)へと戻るのでした💦
我が家は、母が動物を飼うのが好きで、全てのペットの世話は母がしていました。
そのため、ニャンも母がいないと生きていけないことが分かってか
母にだけ愛想が良く言うこと聞いていました。
ニャンは約10年間はそんな感じで、自由気ままに過ごしていましたが、
ある日、ビーグル犬の「ワン」を飼うことになりました。
ワンが家に来た初日は、母を含む家族全員が「ワン」「ワン」と名前を呼び
誰にでも愛想の良いワンは、尻尾を振りまくり家族に愛想を振りまくっていました。
そのような状況にニャンも焦り、ワンとじゃれ合っている家族の周りをウロウロ。
そんなニャンを見て可哀相にと思ったいるるは
「ニャンおいで」とニャンを呼んだら、なんと、初めてやって来ました。
しかも、すり寄ってきたから驚いてしまいました。
これには、母も目が点になってました。
猫もライバルが来たら、今までの愛情が半分になってしまうことが分かるんですね。
でも、次の日には、いつものニャンに戻っていましたよ^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
いるる